平智之の活動ブログ

ひとりの想いが千二百年続くこと

2012年1月31日 21:48


●千二百年前にできた学校
本日は平日ですが京都に入りました。日本最古の私立大学である綜藝種智院(しゅげいしゅちいん)の130周年記念式典でした。130年というのは現在の組織であって、種智院さんのはじまりは千二百年近く前になります。

●弘法さんの私学
開学者は弘法大師(空海)です。当時(平安時代)は大学が公立で、入学が貴族等に限られていたそうです。そこで弘法さんが身分に関係なく入学できる私学を設立されました。

●弘法さんで3年
高校時代3年間、弘法さんの境内に隣接する寮(睦寮)で生活させてもらったことは終生私の原点です。授業中は、いつも種智院大学から鈴の音が聞こえてました。

●ひとりの想いが千年
式典のご挨拶で、種智院大学と高野山大学の校長先生がそれぞれ経営の難しさを述べておられました。実は千二百年までも同じだったそうです。大師は開学に際して、資金集めのために皇族、貴族、仏教者に広く協力をよびかけられたと言われます。千二百年の時を経て、いまなお種智院大学のご関係者が学校経営に奮闘しておられるご様子をお聞きして、ひとりの高僧の想いが千年をまたいで続くことの凄味を知りました。

●映画のお護摩炊き
ところで、映画「源氏物語 千年の謎」のなかに御息所の祟りを解くためにお護摩を炊くシーンがあります。「のーまくさーまんだーばーさらなんせんだんまーかろしゃーなーそわたらうんたらたーかんまん」このシーンを含んで仏事は弘法さんの僧侶が監修されました。自らもお護摩シーンに出演しておられます。仏事の作法はいまも続いています。

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