平智之の活動ブログ

2014年10月

平智之講演会「ベーシックインカムを考える」(第1回)(動画)

2014年10月30日 01:00

ベーシックインカム第1回.jpg


平成26年10月24日(金)に行った平智之講演会「ベーシックインカムを考える」(第1回)の動画をIWJから一般公開(期間限定)いただいております。

平智之講演会「ベーシックインカムを考える」(第1回)

以下はリンク先のIWJページの紹介文です。ベーシックインカムはこれからの日本の社会、経済、政治の展開に密接につながる着想です。ぜひご覧ください。

<IWJの紹介文>
 10月24日(金)、平智之・前衆議院議員が「ベーシックインカムを考える」と題し、連続講演の第1回を京都市中京区のウィングス京都で行った。就労の有無、収入の多寡などの条件を課すことなくすべての個人に最低限の所得を国が給付するベーシックインカム(BI、基礎所得保証)制度について、平氏が社会の根本的な問題とも様々に関係した論点を示しつつ、ベーシックインカムが左右に翼を広げる貴重な議論素材であり「新しい政治の軸のひとつに育てなければならない」として議論を繰り広げた。▲

【報道ウォッチ33】 1号機建屋カバー撤去で思い出すこと

2014年10月22日 23:02

1号炉カバー設計.jpg

●本日(10/22)から1号機のカバーの解体
本日から福島第一原発で唯一カバーに覆われていた1号炉建屋で、そのカバー解体工事が始まったとの報道。2011年11月に設置されたが、3年後に燃料プールから燃料棒を取り出すために撤去が必要とされている。

●技術力を要する工事だった
1号炉カバーは13~14階建のビルと同じくらいの高さで54m。東京ドームの高さが56mでほぼ同じであり、平面(東西×南北)は東京ドームの1/6。つまり1号炉建屋カバーを6つ合わせると、ちょうと東京ドームになる。大きな構造物だ。

●1号炉建屋カバーの設置をお願いしたのは私だった
1号炉建屋カバーの設置を要請したのは私だった。2011年に夏、私は東電に出向いて建屋にカバーをかけてくれるよう強く要請した。

●東電エンジニアと私の会話
東電の施設部は当初消極的だった。当時の東電エンジニアと私の会話の概要を以下に再現する。
平:「核分裂生成物の飛散を防止するために建屋にカバーを付けてほしい」
東電:「それは難しい」
平:「なぜ難しいのか」
東電:「熱も放射能もこもるから作業環境が悪くなる」
平:「放射能飛散の防止が最優先だ」
東電:「作業環境も大切だ」
平:「フィルターや空調などで工夫できないだろうか」
東電:「そのまえに巨大な覆いだから重量的にも難しいだろう」
平:「なんとかならないか」
東電:「放射能飛散の防止という目的は納得する」「検討してみる」

●真剣さに真剣に応える
その東電エンジニアとは統合本部でその後も何度もお会いした。私も参加していた統合本部で1号炉建屋カバーの計画概要を説明しておられた。そのエンジニアは統合本部で何度か私に向けて「平さんは真剣に考えている」という主旨のことを言ってくれた。その真剣さに、ご自身の東電でのお立場を賭して応えてくれたのだと信じている。

●私が東電を敵視しない理由
結果として、統合本部は1号炉建屋にカバーを設置することを決定した。私の実感として上述の東電エンジニアとは理屈と常識で話ができた。純粋にエンジニアとして放射能飛散防止の意義とカバー設置の工学的困難さを比較しておられた。この経験から私は、東電が「3.11直後に吉田所長や東電トップが撤退を考えていた」という説に疑問をもっている。撤退は理屈にも常識にも合わず、東電がそのような判断をする組織とは思えないからだ。当時の民主党官邸(総理、官房長官、副長官等)が東電悪人説による自己正当化を認識して誘導している可能性を感じている。

●立派な姿勢を思い出す
現場は真剣で真摯な判断でうまく動く。「まあいいか」はない。現場で妥協を許さない人間同士に相手を謀ったり陥れる意図は働かない。その点が理解されないのが残念だ。1号炉建屋のカバー撤去の報道で、あの夏の暑い日に、「検討してみる」と発言された東電エンジニアのプロとしての姿勢を思い出す。

10/24(金)京都 平智之講演会『ベーシックインカムを考える』(第1回)

2014年10月 6日 00:30

BIとは?.jpg

●平智之講演会の告知
以下の日時で平智之講演会を開催します。

・テーマ 『ベーシックインカムを考える』(第1回)
・日 時 平成26年10月24日(金) 午後7時~午後8時半
・場 所 ウィングス京都
・参 加 無料、事前申込なし

以下にベーシックインカムについてすこしご紹介します。
みなさんのご参加をお待ちします。

●ベーシックインカムというアイデア
就労の有無や収入の多寡を問わずに、
すべての市民に基本的(ベーシック)な所得(インカム)を
国が個人単位で現金給付するという考え方があります。
『ベーシックインカム』と呼ばれます。

●数々の批判
・働く意欲をなくす、
・実は新自由主義だ、
・財源がない、
・現行の年金制度をどうするのだ、
などの批判がある一方で、

●数々の期待
・生きていくための劣悪な労働に応じなくてよくなる、
・収入が極端に低い方が有利という「貧困の罠」がなくなる、
・賃労働に縛られずにしたい勉強や新たな事業準備の余裕がつくれる、
・受給者の収入や求職活動の確認などの行政コストが不要になる、
・未成年者にも一定の支給をすれば少子化対策になる、
・「働かざる者食うべからず」で全員を賃労働に追い立てる社会を変えられる、
などのメリットも指摘されます。

●たとえば毎月15万円(上図参照)
非常にあらっぽい仮定の話ですが、
たとえば、すべての成人に毎月5万円、未成年に毎月2万5千円の給付を仮定すると、

・父母と子供2人の家族単位でも、
・一人親で4人の子供を育てる家族単位でも、
・低年金・無年金の高齢者3人の家族単位でも、
・20歳の若者3人の共同生活単位でも、
ベーシックインカムの合計額は15万円となります。

ちなみに、この支給パターンで必要なコストは年間58兆円であり、
現行の社会保障給付(医療費除く)は約70兆円です。

●議論してみることが大事
ベーシックインカムの良し悪しの議論は尽きません。なぜ尽きないかというと、一人一人に支払われる現金の問題が、学歴社会や、ワーキングプアや、賃労働や、少子高齢化や、再チャレンジなどの社会の根本的な問題に剥き出しで関係するからです。だからこそ、いまこの考え方をみなさんと議論したいと思います。ベーシックインカムについて考えることは、この先の方向が見えない日本の政治、経済、福祉、教育などの問題を自分の問題として考えることとおなじです。賛成の方も反対の方も、みなさんのご参加をお待ちします。

9月28日(日)川内原発再稼働反対の集会(鹿児島)に参加

2014年10月 1日 12:43

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天文館公園から鹿児島中央駅へと向かう公園出口の様子


9月28日(日)、川内原発再稼働の反対集会に参加した。新聞報道7,500人という大規模な集会だった。

登壇した約20名の弁士が次々と再稼働反対を唱えていく。最後に会場全体で声明文を了承して行進。あの大人数が列をなしたのだから、天文館公園から鹿児島中央駅までの2km近くが、つながっていたのではないか。

●菅総理の率先
菅元総理も登壇された。御嶽山で亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、「噴火は予知できない」という点を強調された。重要な指摘だ。考えてみれば、3.11当時、官邸で事態の収拾にあたった民主党議員は誰も来ない。元総理として率先して動かれる姿を見習ってほしい。

●久しぶりの再会
向原さんに久しぶりにお会いした。「即時原発ゼロ」を訴えて鹿児島県知事選に出馬された時以来だ。変わらず静かで熱い人柄。禁原発を主張する者として、向原さんの活動に大いに期待する。

その他にも多くの方々にお目にかかった。デモ出発点には"ほんやら洞"の甲斐さんがおられた。デモの終着点には広瀬隆さんがおられた。みなさんと再会することができた。即時、できるだけ早く、そのうち、各人各様の考えあれど、原発ゼロに向けた思いは同じだ。

●電気が足りない、という思い
翌日、京都へ戻るために鹿児島中央駅にタクシーで向かった。車中運転手さんに
(平)「昨日、天文館で再稼働反対の大きな集会ありましたね」
「再稼働、止めなければなりませんね。」と語りかけると、
(運転手さん)「でも電気が足りなくなると困るから」
との答え。電気が足りないと思う方がおられるのだから、自分の努力はまだまだ足りない。

末筆ながら、集会と行進の約4時間を通して、鹿児島県内における川内原発に関する状況を懇切にご教示くださった川内博史前衆議院議員に感謝申し上げます。明確に川内原発再稼働反対を唱える鹿児島の政治家を鹿児島のみなさんの力で国政に戻していただきたい。

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