平智之の活動ブログ

福祉制度は資本主義の延命策という考え方がある(BI#2)

2015年2月 5日 19:46

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平智之講演会『ベーシンクインカムを考える(第三回)』(2015/1/31)の内容をスライドごとに解説(その2)


『社会主義国家=福祉国家』という見方を聞くことがある。究極の福祉国家が社会主義国だという見方だ。

どうだろうか。私自身、BIを勉強し始めてからいろんな本に触れるが、福祉国家については「自由競争で生まれる格差を富の再分配で修復する国家を指す」という主旨の解説を読む。つまり格差の不安を取り除いて自由競争に基づく資本主義を守ることが再分配の目的だという説明がなされているのだ。だから社会主義側からすると「福祉政策は資本主義の延命策」という解釈になる。

すると福祉国家は資本主義国家のひとつのかたちではあっても、社会主義国家の姿とはならない。(革命論からすれば福祉国家は社会主義国家の一歩手前ということかもしれない)

福祉国家と社会主義国家が同じとは言えない。

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