平智之の活動ブログ

18歳の有権者への期待

2015年3月22日 01:24

教育現場で民主主義.jpg


講演会『とにかく教育』~18歳の有権者への期待から~は参加者との非常に活発な議論となった。現役の大学生、10歳の娘さんを育てるお母さん、60年と70年安保時代の先輩方、音楽家、そして現職の教師の皆さんから貴重な数々のご発言をいただいた。

本日のツイキャス動画はこちらへ。

私からは主として米国の事例として、チャータースクールのこと、なかでもデモクラシー・プレップ・パブリックスクールのこと、Rock the voteやKids votingのこと、デンマークの高校・大学生への現金給付のこと、そしてフィンランドのオッリペッカ・ヘイノネン元教育相の大改革のことなどを紹介して参加者に議論を求めた。

議論の概要(抜粋)を以下に列記する。
・教育現場で民主主義を教えることは有意義だ
・いや、しかし民主主義をわかっていない先生もいる
・この際18歳以下の若者と一緒に先生も民主主義を勉強しよう
・米国の選挙人登録制度は日本でも有効だ
・いや、逆に登録制度をやると投票率が下がる危険性がある
・選挙は義務なんだから登録しなくても投票できて当然
・教育現場で候補者討論会をやるのもいい
・いや、いきなり政治家の話を聞く前に社会のことを教えるべき
・小中学生にも政治や選挙のことを教えることは有意義だ
・いや、それならば学校という管理のしくみも問題にすべき
など。

印象に残る言葉があった。現職の教師の方から「反知性主義の横行が非常に問題だ」との一言。強く同意する。政治を含めて社会全体に「難しいことを言うな」、「理屈なんか要らない」というような風潮が蔓延している。これでは民主主義は成り立たない。事実を知る努力、論理的に考える姿勢、他者と意見交換する活動がいまこそ大切だ。

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