平智之の活動ブログ

2015年7月

祇園祭と貞観地震

2015年7月17日 22:56

移動中.jpg説明中.jpg


●雨のなかの山鉾巡行
本日、台風11号の雨のなか
前祭(さきまつり)の山鉾巡行が挙行された。
祇園祭山鉾保存会の役員の皆さんと町衆の皆さんに感謝。
と同時に阪神淡路大震災と東日本大震災にも思いを込めたい。

●貞観地震の鎮魂
実は貞観地震の発生と祇園祭(祇園御霊会)のはじまりはほぼ同時。
貞観地震の発生は貞観11年(869年)5月26日。
祇園祭のはじまりは同年6月7日との記録。
だから祇園祭のはじまりは疫病退散だけでなく、
貞観地震被災への復興祈願と鎮魂だったという説がある。

●平安京だから鎮魂は自然
私はその説を信じる。
たとえば長岡京や難波京は地名を冠する都だが、
平安京は"平安"という祈りの詞を冠する都。
朝廷が世の平安を願って震災の御霊(みたま)を鎮めようとするのは、
平安京ならごく自然に思える。

●巡行の直前
写真は本日の朝9時の巡行の舞台裏。
私の住まいのすぐ近くの岩戸山
巡行出発に向って移動中。

●学生さんにありがとう
もう一枚は引き手に巡行本番の説明中。
きっと京都の大学に学ぶ学生さんもおられるだろう。
京都に来てくれて山鉾を引いてくれてありがとう。
みなさんの存在が鎮魂の証です。

●京に生まれた者として
京の都が世界の平安を祈る場所であるという自覚を
京に生まれた者としてこれからも大切にしたい。

ページの先頭に戻る