平智之の活動ブログ

メタンハイドレートで日本は資源大国になれるか

2016年1月 9日 21:28


メタンハイドレート.jpg

メタンハードレート資源開発研究コンソーシアムのパンフレット(P1)より


「メタンハイドレートで日本は資源大国になれるか」についてお話ししました。
平智之の報道ウォッチ 2016年1月9日放送分をご覧ください。

●実験開始
経産省がメタンハイドレートの抽出実験を今春以降に始めるとの報道。2013年に一度行われて7日間連続で取り出すことに成功しています。世界初の成功でした。

●メタンハイドレートとは
メタンハイドレートはメタンガスと氷が海底などの低温高圧の場所で結合しているもので、利用可能となればエネルギー市場に大きな影響を与えます。

●日本の埋蔵量
メタンハードレートの埋蔵量は全世界で天然ガスの10倍あり、日本近海(南海トラフと北海道周辺)には日本の年間使用量の100年分があるという報告もあります。もし連続抽出の技術が完成すれば日本はたちどころに資源大国になります。

●外交の交渉カード
確かに現在のところコストが高いのですが、これは自国のエネルギーですから、いつでも取り出せるようにしておくこと、そしてそれを世界に示しておくことは重要かもしれません。現在は新興国の経済低迷で鎮静化していますが、いずれ世界景気が上昇局面になれば、本格的なエネルギー争奪に日本も巻き込まれます。その時に原油と天然ガスを高値でふっかけられて困らないように、「そんなに言うならメタンハートレートでいきますよ」という交渉カードにするくらいの戦略性で考えるのはどうでしょうか。

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